コラム

ダンボールでこんなもの作ってみました!【強化ダンボール製プロジェクター台】

今回は強化ダンボールを活用した当社で使用するオリジナルプロジェクター台のご紹介です。
従来より大きな、100インチ以上のスクリーンの大型化に伴いプロジェクターの更新も併せて行ったために、プロジェクターを置く専用台を強化ダンボールで設計製作しました。

スクリーンの大型化に伴いこれまでよりプロジェクター本体をスクリーンより離す必要があり、専用台が必要となりました。だったら、自社で作ってしまえばいい、とのことから強化ダンボールで設計を行いました。

今回のポイントは、①既存の机上にプロジェクターを置く場合②机がない場合プロジェクターを置くある程度高さのある台 のどちらでも兼用できるものを設計しました。またプロジェクター設置の高低調節ができるよう「高さ可変式」としました。

①と②を兼用するために、底上げするアタッチメント部を別パーツで製作しプロジェクター台と嵌め込み込み式としました。
また高さ調節もできるよういくつかの溝を加工しそこにアタッチメントを差し込むことにより、高さが調節できます。

アイデア次第で可能性が無限に

電源コードやLANコード類を通す穴もサイド部と後部に加工し、付属品を保管するための棚も設置。至れり尽くせりです。
これも構想段階から自社で行うので、設計次第でどうにでもできます。
既製品ではありえないような機能をつけることもアイデア次第です!

スチール製などの既製品はECなどで簡単に購入できますが、既製品は既製品です。オリジナルの高さや機能には限界があります。また強化ダンボールであれば強度も強くプロジェクター台であればかなりの長期にわたり使用できます。そして何より加工が簡単でサスティナブルな資材で環境にも優しい。

一昔前はこのような台をダンボールで製作すると安っぽい、イメージが悪いという声を耳にしたことがありますが、今の時代はこのようなサスティナブルな簡易的な資材は、反対に好印象を持たれる場合もあるということです。

包装に関する設計から加工まで自社でおこなっている当社にとっては、この程度の設計は特段難しいのものではないし、構造自体も非常にシンプルで糊なども不使用で簡単な組み立て式です。

このような製品をオリジナルで製作するには、設計にかかるコストと材料代、加工賃で算出しますが今回のような製品レベルならば決して高コストではないので興味ある方は当社までお問い合わせください!

アイデア次第でこれまで想像もしなかったようなユニークな商品が生まれる可能性もあるかもしれません。ぜひ、そのようなアイデアのヒントも当社にいただければ幸いです!