コラム
環境経営レポート
当社は豊かな長野県の地域環境を次世代に引き継ぐこと、そして地域と社会に貢献し続けることを理念とし、環境マネジメントシステム(EMS)であるエコアクション21を2008年に認証取得し,それ以来17年にわたり全社員で環境負荷削減への取組、環境貢献活動の推進、環境配慮商品の開発と普及、地域社会への貢献など様々な視点から環境と社会に配慮した活動を継続的に推し進めてまいりました。
近年ではサスティナブル視点での経営も視野に入れ2018年にSDGsへの取組みもスタート。同年、長野県SDGs推進企業への登録も行いより広い視野からの持続可能な社会への貢献度の向上も取り組み始めました。
環境経営は当社の経営の基盤ともいえるものです。エコアクション21で行っているPDCAサイクルを回す仕組みをすべての管理目標に取り組んでいます。
当社の取組みを分かりやすく環境経営レポート内で公開
当社はそのような活動をまとめた報告書=「環境経営レポート」を年に1度、6月頃に発行しております。

環境経営レポートは エコアクション21ガイドラインのなかで、環境への取り組み内容とその結果をまとめて外部へ年に一度取りまとめて公表をしなさい、という認証企業の義務となります。(エコアクション21を認証取得しているすべての企業は、エコアクション21中央事務局HPや自社のHP内で毎年環境経営レポートを公開しております)
環境経営レポートを公表させることで、社内外のステークホルダーの皆様へそれぞれの企業が環境に配慮して経営している取り組み内容を伝えることが可能となります。環境経営レポートは、自らの環境への取組を様々な利害関係者に伝え、信頼を得るための対話ツールともなります。
大手企業各社が毎年公開している「環境報告書」や「サスティナビリティレポート」と同類の報告書となります。
・環境報告書とは、事業者が事業活動における環境負荷及び環境配慮等の取組状況 に関する説明責任を果たし、ステークホルダーの判断に影響を与える有用な情報を 提供するとともに、環境コミュニケーションを促進するためのものです。 この環境報告ガイドラインは、環境報告書で社会に対して事業活動における環境 配慮の方針、目標を明らかにし、取組内容・実績及びそのための組織体制・システ ム等、自らの事業活動に伴う環境負荷の状況及び事業活動における環境配慮の取組 状況を取りまとめ、広く社会に対して定期的に公表・報告する際に参考とするため のものです
・サステナビリティレポートは企業や組織が、環境、社会、ガバナンス(ESG)に関する情報を包括的に公表する文書です。この報告書は、持続可能性への取り組みや成果を透明化し、ステークホルダーに対して説明責任を果たすことを目的としています。企業の価値観や持続可能性へのコミットメント、重要な成果や課題、今後の方針などを述べることが一般的です。また、持続可能なビジョンや戦略、環境への配慮、社会的責任の取り組み、組織の透明性や倫理観などを強調し、読者に企業の方針や価値観を理解してもらうことが求められます。
サステナビリティレポートが求められる社会背景
持続可能な未来へのニーズが高まり、環境問題や社会的責任の重要性が認識され、企業や組織は従来の利益追求だけでなく、社会や環境への影響を考慮したビジネス運営が求められています。消費者の関心が商品の持続可能性に向けられ、企業の倫理性や社会的責任に対する期待が高まっています。同時に、投資家や株主も企業のESG(環境、社会、ガバナンス)に焦点を当て、企業の持続可能性を評価する動きが拡大しています。政府の規制や国際的な取り組みも企業に持続可能性への報告を促しており、サステナビリティレポートは企業が社会的責任を果たし、透明性を高めるために不可欠なものとなっています。これらの社会的要因から、企業や組織は自身の持続可能性への取り組みを証明し、サステナビリティレポートを作成・公表することが求められています。
現在、当社の環境経営レポートは環境に関することはもちろんですが、持続可能な社会へ向けた理念や活動内容とその評価、また総括的ESG(環境・社会・ガバナンス)に関する活動情報、進むべき道しるべ等も記載し、社員やお取引様、地域の皆様はもちろんのこと、当社と関わる全ての皆様にお伝えするためにとりまとめて発行しています。
また、さらなる環境保全・持続可能な社会づくりを進めていくには自社単独では限界を感じており、近年は環境コミュニケーション活動に力を入れ、他社(他者)との協力、協業、提携等アライアンスにより、より大きな効果をお互いの結束で生み出そうと考え取り組んでおります。

他者との連携により、より大きな成果を目指しています
その成果もありこれまでの延長上では考えられなかったような結果も近年いくつも出せるようになってきております。
そのような当社の取り組んでいる情報をお伝えする最新版「第75期環境経営レポート」を発行しましたのでぜひご高覧いただけましたら幸いです。
●第75期環境経営レポートはこちら

また当社と連携することにより環境保全やSDGs面でより大きな成果を発揮できることがありましたら、ぜひお声掛けください。その際は前向きに検討させていただきます。
*当社環境経営レポートはこれまで以下の受賞をしております。
・第21回環境コミュニケーション大賞「優良賞」 2018年2月
・第22回環境コミュニケーション大賞「優秀賞」 2019年2月
・第23回環境コミュニケーション大賞「優良賞」 2020年2月
・エコアクション21オブザイヤー2021 環境経営レポート部門「金賞(環境大臣賞)」
・エコアクション21オブザイヤー2022 環境経営レポート部門「銀賞」
・エコアクション21オブザイヤー2023 環境経営レポート部門「優良賞」
・エコアクション21オブザイヤー2024 ソーシャル部門「金賞(環境大臣賞)」
・ 〃 環境経営レポート部門「銀賞」