コラム
長野県SDGs推進企業
当社は長野県が創設した、企業活動等を通じてSDGs(持続可能な開発目標)の達成に意欲的に取り組む県内企業等を登録・PRする制度「長野県SDGs推進企業登録制度」(第2期)に2019年11月に登録し持続可能な社会づくりにも取り組んでおります。
「環境」「社会」「経済」3側面 それぞれにおいて具体的達成すべき目標設定を行い達成に向けた取り組みをすすめております。


【SDGs達成に向けた経営方針】
弊社の企業理念は、SDGsの達成と目的を同じくするものであり、全社員がそのことを自覚し、各自の役割をはたすことによりSDGsの達成に貢献していきます。
毎年事務局に設定した目標値に対する現時点での取り組み実績値を報告し、県SDGs推進登録企業HP内で公表をしております。
当社は2008年に環境省施策であるエコアクション21を認証取得し、現在まで継続的に環境保全活動をブラッシュアップ(PDCA)し、微力ながら事業活動に関するあらゆる視点から環境負荷低減に向けて取り組んでおります。それが当社の特徴の一つでもあります。その想いの根底には、徹底した地場産業である当社は地域を守り地域の発展がなければ当社の発展もありえない、そのために当社でできることは微力かもしれないが目の前のできることを1つ1つ愚直に取り組んでいく、という考えがあり、環境やSDGsへの取組もその中の1つであります。
長野県SDGs推進登録企業に関しても、環境とSDGsは密接につながっており(SDGsの基盤は環境)、近年企業に求められている様々な社会的要素もSDGsへの取組みと密接につながっています。
そのような中、大きな3目標(環境面/社会面/経済面)を長野県SDGs推進登録企業での目標として設定し2030年までに達成すべく日々活動していますが、ここまでの達成状況を報告させていただきます。(当社環境レポート内でも報告しています)



ここまで2023年目標達成に向けて計画値以上に進捗していますが、気を緩めることなく全社員共通認識の元、さらなる成果向上を求め取り組んでまいります。
自然豊かなこの地域を守り、社員がやりがいを持ち幸せになれるような会社づくりに取り組んで参ります。
他社との連携でより大きな成果を目指す
現在当社はこれらの活動を、自社内での取り組みのみならず、他企業・学校・行政との連携活動も積極的に行いより大きな成果につなげるべく活動しています!
同じ理念や想いを持った多くの皆様との連携を進めることで、より大きな成果を目指していきたいと考えておりますのでぜひ当社環境・SDGs担当までご連絡お待ちしています。
日本の現在の立ち位置
SDGsの達成状況は、2024年現在、世界全体で目標達成が見込まれるのはわずか16%に留まっており、残りの84%は進捗が限定的か後退している状態ということです。このため、2030年までの目標達成は困難であるとされています。
米コロンビア大の経済学者、ジェフリー・サックス教授が代表を務めるSDSNが2016年から毎年発表している報告書によると、国連や研究機関などの統計資料をもとに、各国のSDGsの取り組みを100点満点で点数化したSDGs達成度(SDG Index)を公表し、ランキングにしているそうです。
その中での2025年版のランキング1位はフィンランド(87.0)。前年(86.4)からわずかにスコアを伸ばし、5年連続のトップとなり、2位はスウェーデン(85.7)、3位はデンマーク(85.3)、4位はドイツ(83.7)、5位はフランス(83.1)だそうです。
そこで、気になるわが国日本はなんと19位だそうです・・・( ;∀;)。
先日、地元高校生のフィールドワーク授業に関わらせていただきました。そのディスカッションのなかで生徒さんから『「~の可能性」がありSDGsの達成に貢献していく』、とよく言われるが、「可能性に意味はあるのか。行動以外は効果がない。」「出来たらいいなの空想じゃ実現できない。」という問題提起を投げかけられました。まさに当社においても考えているだけではなく全員が行動に移していくことの大切さを再度認識させられました。