コラム

ダンボール原紙とは?

ダンボール原紙とは、ダンボール箱の材料になる板紙(ボール紙)のことで、製紙工場で生産されており、主にダンボールのリサイクル古紙と木材パルプを原料としています。
原紙は、「ライナ」と「中芯(なかしん)原紙」の2種類に分かれています。

ライナは、ダンボールの表や裏に用いる原紙で、外部からの衝撃に耐えられるように丈夫に作られており、表面は滑(なめ)らかで文字や絵を印刷しやすいのも特徴です。

中芯原紙は、波形部分に使われることが多く、ダンボールの内側で中からダンボールを支える役割をもっています。
中芯原紙は、ライナと比べると少し軽量ですが、波の形状になることによってライナ以上の強度を発揮する、ダンボールの影の主役です。

当社で製造している段ボールの種類:段(フルート)種類

厚さ3,5,8mmのダンボールは皆さんが日常よく目にする、一般ダンボールになります(最近では、厚さ5㎜のAFダンボールから厚さ4㎜のCF段ボールへの転換をすすめています)*欧米ではCFが主流

厚さ10mm,15mmのダンボールは、特殊強化ダンボール(ハイプルエース®)といって、主に海外への重量物梱包で使用しています。
一般の方はあまり目にすることがありませんが、製品を海外へ安全に輸送するための輸出包装分野では主役の包装資材です。

当社はこれらの一般ダンボールから強化ダンボールまで幅広い材質の製造販売を行っております。軽量物から重量物まで、また様々な業界の大切なお客様の製品を国内流通から海外輸送まで安全安心にお届けするお手伝いをさせていただいております。当初の設計段階からご相談に応じさせていただきますのでぜひ当社までご連絡ください