コラム
環境への取組
製品にも環境にも優しい発泡緩衝材!?
トータルコストダウンに貢献する独立気泡押出発泡ポリエチレン
当社が製造販売するサンテックフォーム®は、ポリエチレンを主原料とした押出発泡体で主に緩衝材用途として、ご利用頂いています。
豊富な技術データに裏付けられた最適な緩衝設計により、製品を衝撃から守りつつ、過剰包装を避ける事により、お客様のトータルコストダウンに貢献する優れた商材です。
サンテックフォームの特徴/優位性
優れた緩衝性と適度な柔軟性
緩衝性に優れ、繰り返しの衝撃にも耐えます。また変形時の割れ欠けがしにくいです。
耐薬品性
耐油性、耐薬品性などの物性に優れています。
静電防止
静電防止タイプもラインナップしています（Aタイプ）
豊富な発泡倍率
発泡倍率は低発泡から高発泡まで広範囲の品揃えで多彩に対応できます。
加工の容易性
ポリエチレン製で柔軟なため簡単にカット・抜き加工ができます。
少初期投資、多品種小ロット適応
抜き型を使って抜き加工ができるため、高額な金型費用が掛からず、多品種小ロットにも適応しています。
さて近年、環境意識の高まりから「脱プラ」という動きがあらゆる業界でおこっています。
サンテックフォーム®は、ナフサ由来のポリエチレンを主原料としているので、確かに環境面でどうなのか？と思われる方もいるかもしれません。
しかし、サンテックフォーム®が持つ優れた物性から他素材に切り替えることは耐衝撃性能等の観点から非常に困難なことでもあります。
そんな皆様に、当社から一つ提案・・！
昨年、「サンテックフォーム®V45」というバイオマスサンテックフォーム®を新たに発売したのです！
サトウキビから生産されたバイオマスポリエチレンを使用し、もちろんバイオマスマーク商品認定で、バイオマス度は85%!!（非常に高いバイオマス度＼(◎o◎)／！）
既存のB45との物性値比較でもほぼ同等の値を示しておりＢ45からの切り替えをご提案しています。
メーカーさんには、さらなる他グレードへのバイオマス商品の展開を要請しているところです。
