一般段ボール製品

段ボールは人にも環境にも
優しい優れた包装資材です

60年にわたり当社のコア製品と位置付け様々な分野のお客様の大切な商品を”やさしく包みこむ”、環境とコスト面に優れた包装資材です。徹底的にムダを排除し競争力のある製造ラインを完備しお客様にご満足いただける商品をご提供致します。

使用済ダンボールは古紙として回収され再び段ボールに生まれ変わるリサイクルシステムが確立していることからSDGsの達成にも大きく貢献しております。

できるだけ少ない使用量で最大の製品保護効果、商品の付加価値効果向上につながるような当社独自の包装設計提案も行っており、ダンボールの優れた特徴を活かしたオリジナルの商品提供に取り組んでおります。熟練の社員に加え検査装置による高品質な段ボールケースの提供、高度な組み込み式段ボール緩衝材は組み立て加工までも行い納品するなど、きめ細かなサービスも当社の特徴です。徹底した地域密着だからこそできる当社の主力販売品目です。

一般段ボール製品

本社工場にて段ボール、紙器製品で
FSC®森林認証(COC認証)を取得しています

当社は 2018 年 2 月 27 日に将来世代に豊かな森林資源を引き継ぐために本社工場にてFSC®森林認証(COC 認証)を取得いたしました。
FSC®認証製品は、適切に管理された FSC®認証林、再生資源およびその他の管理された供給源から の原材料で作られています。認証森林原材料を使用した包装資材であることを消費者に示すことができ、消費者が FSC®認証製品を購入することで世界の森林保全に間接的に応援できる仕組みです。
当該認証取得により、当社ダンボール・紙器製品が持続可能な森林資源の保全にも貢献することが第三者機関により認められました。

再生可能な資源を有効に活用しています

木を育てて、使って、また育てることにより森は再生を繰り返します。
紙の原料となる木材(パルプ)は、間伐された木・細い木や曲がった木・板や柱を取った残りの木・家などに一度使われた古い木など、適切に管理された貴重な森林資源を上手に利用して、木材をムダにしないよう有効に活用しています。

カーボンニュートラル

段ボールの原料になる木材は、光合成によって二酸化炭素(CO2)を吸収することで成長します。段ボールは、たとえ燃やされたとしても、大気中のCO2を増加させないクリーンな包装資材です。

段ボールはリサイクルの優等生!

段ボールは100%再生可能な天然素材。使い終わった段ボールは大部分がリサイクルされていますが、万が一リサイクルされずに放置された場合でも、最後は土に還ります。

自然に還ります

段ボールはリサイクルシステムが確立されており、95%以上が回収されています。回収された段ボールは水に混ぜるだけで簡単に繊維状に戻り、再び紙の原料となって新しい段ボールへと生まれ変わります。段ボールを作るための原料は古紙と木材(パルプ)ですが、段ボールは回収された古紙を90%以上使って作られているのです。段ボールはリサイクル工程の環境負荷が低い優れた包装資材です。

私たちコムパックシステムは、地球環境保全と省資源・省エネルギーの観点から、「段ボールのリサイクルマーク」の表示率向上に積極的に取り組んでいます。

最新鋭製函機 検査装置付フレキソフォルダーグルアー「Ibis(アイビス)」で低コスト・高品質のダンボール製品をお届けいたします

小ロットから大ロットまであらゆるニーズにお応えできる最新の画像検査装置付き製函機です。
製函精度(接合間隔、印刷精度)の高さにおいて大きな自信をもっています。
高い精度を要求される自動製函機向ケースや印刷要求の高いケース、生産の難しい高さの深いケースなど当社生産機「Ibis」で対応が可能です。生産品のすべてを画像検査により検査し常に高品質の製品の提供を可能としております。

競争力ある最新の生産設備でユーザーニーズにお応えします

お客様から求められる品質/コスト/納期へのニーズは益々高まり、同時に同業社間での競争も厳しくなってきております。当社は常にユーザー様の多くのニーズを満たすために競争力ある生産設備と管理システムを備え、それらを最適に安定稼働させることに取り組んでまいりました。安心して発注していただける企業であり続けるために社員一同、日々全力で取り組んでおります。

あらゆる形状の段ボールケース、仕切り、パット、組み立て作業まで
社内一貫生産でお応えできる体制

ダンボール製品といっても、通常の箱タイプから製品を分ける仕切り、また複雑な形状様式まで種々あり、すべてユーザー様のニーズにあわせて設計いたします。
また近年の働き手の人手不足によりユーザー様先で、ダンボールパットを組み立てる人員が不足してる状況が多くなっています。その際はすぐに梱包現場で作業にあたれるよう当社で組立作業までおこない納品することも可能です。時代の変化にあわせた様々なサービスをご提供させていただきます。

地域で収穫される野菜や果実を消費者の元へ安全にお届けしています

お客様がすぐに梱包できるよう社内にて組み立て作業まで一貫して行っています

他社との差別化が当社ダンボール製品の特長です

当社が扱う製品はすべてオーダーメイド。ユーザー様からのご要望をお聞きし、また製品特性、仕向け先、物流経路等のヒアリングを行いながら最適なダンボール製品を設計いたします。70年以上にわたる経験とノウハウの蓄積から他社とは違った商品提供をするよう常に心がけています。コスト、品質、納期はもちろんのこと、環境に配慮した設計・付加価値を付けた梱包材提案等、地域のお客様に当社ならではの商品提供をさせていただきます。

段ボールは人にも環境にも優しい優れた包装資材です

安心・安全性の高さ

商品に合わせて最適な寸法に設計する段ボール箱は、緩衝性や固定性が高いため、商品損傷の可能性が低く、商品の安全性が高く保たれます。しっかりと密封された段ボール箱は、いたずらによる異物混入などの可能性が格段に低くなり、大切な商品を目的地まで安心・安全に届けます。

精密機器オールダンボール製包装
電子機器オールダンボール製梱包①
電子機器オールダンボール製梱包②
用途に合わせた様々なダンボールパット類
重量物機器梱包用ダンボール+
サンテックフォーム混合パット
ワイン&グラスギフト用梱包箱

汎用性・機能性の高さ

食品などの製造工程では、段ボール箱は自動包装ラインで簡単に組み立てられ、商品が箱詰めされ、そして日本中・世界中のお店や工場・倉庫などに届けられます。中身や用途に応じて適切に設計される段ボール箱は、どんな場面でも合理的で、人にも環境にも負担の少ない包装を実現します。
また、段ボールは、その特徴である中空構造により軽量かつ緩衝性や断熱性に優れています。緩衝材として利用されたり、チルド食品や冷凍食品などの輸送時に保温性・保冷性を発揮します。

情報伝達性の高さ

様々なデザインや文字の印刷が可能な段ボール箱は、商品に関する情報を的確に表現して伝えることができます。また、商品を宣伝するための広告媒体としても有効です。

輸送効率性・省スペース性の高さ

商品に合わせて最適な寸法に設計する段ボール箱は、ムダな空間が発生しないため、効率よく車両への積み込みができて輸送効率も高まり、車両稼働を最小限にできる環境に優しい輸送包装です。
また、段ボールは軽量で取扱いが簡単です。使用しないときはコンパクトに折りたためるため保管スペースを取りません。段ボール古紙としての回収システムも確立されていますので、簡単にリサイクルに出すことができます。

衛生性の高さ

段ボール箱は、一般的にはワンウェイで利用し、リサイクルで常に新しい段ボールに生まれ変わるため、いつも清潔で衛生的です。

段ボールの種類

段ボールは60年にわたり当社のコア製品と位置付け様々な分野のお客様の大切な商品を”やさしく包みこむ”、環境とコスト面に優れた包装資材です。徹底的にムダを排除し競争力のある製造ラインを完備しお客様にご満足いただける商品をご提供致します。
当社では、BFからWFまで4種類のフルート(段)の段ボール製品を製造しており、最近は環境配慮の観点から薄物化や強化芯採用による軽量化への転換が急速に進んでいます。

種類厚み段数用途など
Aフルート(AF)約5mm34±2一般的に外装箱に使用
Bフルート(BF)約3mm50±2一般的に内装材に使用
Cフルート(CF)約4mm40±2欧米で主流。今後AFからの転換が進む。
Wフルート(WF)約8mmAFとBFを張り合わせたような構造。重量物梱包や輸出梱包として使用。

地球環境に優しいCフルートへの転換をすすめています!

AFを製造している国は日本とアジアの一部の地域だけであり、世界の多くはCFとBFが主流となっています。市場と物流のグローバル化進展により世界標準化が進むとみられています。
Cフルートを使用することで急速な経済成長を遂げる中国とアジアでの古紙需要増加により世界的な古紙不足が予想されるなかで、薄物化や軽量化の推進を図ることができます。
また、軽量化と薄物化により製造・輸送エネルギーの負荷低減が図られ、同じ数量積み上げると、AフルートよりCフルートの方がスペースを20%削減できます。

トラックへの積載効率が20%UP!(物流問題への対策)
保管スペースが20%Down!(保管コスト削減)
中芯使用量削減、輸送効率向上によりC02排出量が削減可能!(環境貢献)
*AFからCFへ切り替えることの効果
段ボールベッド/間仕切りで3市村と災害時における物資供給の協力に関する協定を締結しています

ダンボールの優位性(軽くて、強くて、加工性が良く、安価であり短期で大量生産が可能、かつリサイクル100%)を活用し当社が位置する長野県上田市をはじめ近隣の東御市、青木村と「災害時における物資供給の協力に関する協定」を締結しております。毎年想定外の豪雨、地震、土砂崩れ等の自然災害が全国各地で多発しております。これまで何もなかったからこれからも大丈夫・・といった思い込みが、被害を拡大させています。
万が一、地元・近隣で自然災害等により被災された方が出た際には、被災者の方々の苦痛軽減と負担軽減に効果があり、環境にも優しいダンボールベッドを供給いたします。併せて避難時において新型コロナウイルスなどによる感染症からの二次被害を防止するための間仕切り等も提供いたします。当社保有資源を活用し、地域の方々の生命を守り安心安全を提供する社会的責任のある大切な取り組みの一つであります。

一般段ボール製品についてのよくある質問

扱っているダンボールの厚みや材質は?
一般ダンボールであれば厚さ3mm(Bフルート)、4mm(Cフルート)、5mm(Aフルート)、8mm(Wフルート)です。
強化ダンボールであればAA段(10㎜)、AAA段(15㎜)になります。
一般ダンボールの材質においてはライナー、裏ライナー、中芯それぞれにおいて多くの紙質での製造が可能です。梱包する商品の寸法・重量や仕向け先、輸送条件等をお聞きして最適な紙質の選定をさせていただきます。
発注してからの納期はどのくらいですか?
通常のダンボール製品であれば営業日で3~5日ですが、急な対応にもできる限りご対応します。まずは当社までご相談ください。材質・数量・納入場所・生産予定を確認してご回答させていただきます。
専用寸法のダンボール箱で、数量はいくつから作成してもらえますか?
お客様のニーズに合わせ小ロットから承ります。ロットが小さくなるとケース当たり単価は高くなりますが実際に1枚から作成しているお客様もいらっしゃいます。材質希望や寸法をお聞きしてから正式にご回答差しあげます。
印刷をお願いする際は何色印刷まで可能ですか? またどんな色が印刷できますか?
印刷付きは1色から3色印刷までが基本となります。色は黒、白、赤、オレンジ、青、黄、緑、紫など基本色であればインクを常備しております。希望色をご相談ください。在庫色でなく専用色で印刷したい場合は別途、特練インク代が発生することがあります。また印刷する際は樹脂製の「印版」が必要となりますので初期費用として発生いたします。
ダンボールを依頼する際の「内寸」と「外寸」と「罫線寸法(製造寸法)」の違いは何ですか?
ダンボールには厚みがあるのでこれらの言い方が存在しています。
「内寸」というのは、ダンボール箱を組み立てた際の箱の内側の寸法です。
「外寸」というのは、ダンボール箱を組み立てた時の箱の外側の寸法です。長さと幅と高さ(3辺)の合計値が宅配便の送料に関係してきます。
「罫線寸法(製造寸法)」というのは、ダンボールを広げたときの実際に製造する際の加工寸法となります。
1メートル以上もあるような大きなダンボール箱は作れますか?
当社は大きな製品を梱包するお客様から多くお仕事をいただいております。大きな箱の製作は得意な会社です。ご希望の寸法をお知らせください。ご希望に添えるよう検討させていただきます。
在庫している規格箱はありますか?
いいえ。当社のダンボール箱はすべてお客様のニーズに合わせて受注生産をしております。規格箱のようなものは常時在庫しておりません。お客様のご要望に合わせてご希望の箱を製作いたします。
梱包する商品があれば包装設計してもらえますか?
はい。しかし商品の現物がなくても被包装物の製品CADデータを提供していただいても大丈夫です。その他、重量や仕向け地等必要情報をヒアリングさせていただければ当社にて最適な包装提案をさせていただきます。一度当社までご相談ください。包装設計から納品までの流れは当社の得意とするところです。
遠方ですが対応可能ですか?
当社は長野県の東北信が主な商圏エリアですが、協力会社のネットワークを活用し対応できます。一度ご相談ください。
最近環境面への配慮から木製パレットから紙製パレットへの転換が進んでいると聞きますが取り扱っていますか?
はい。ダンボールを使用した紙製パレットを製作しております。環境配慮の面から木製から紙製への切り替え相談が増えてきております。ぜひ、一度当社へご相談ください。
複雑な組み立て箱や組み立てパットのような形状のダンボールも製作できますか?
はい。環境配慮面から最近では「段ボールパット」といわれる段ボールを折り込んで製品保護・固定のための内材が増加しています。当社もそれらの多くの設計・製造を行ってきております。製造時は「抜型」といわれる木型を製作しプレス機でダンボールを抜いていきます。初期費用として「抜型代」が発生します。
ここ最近、FSC®採用のダンボールが普及してきましたが、取り扱っていますか?
はい。当社は2018年にFSC®森林認証(COC認証)を取得しています。FSC®認証製品は、適切に管理された FSC®認証林、再生資源およびその他の管理された供 給源から の原材料で作られています。認証森林原材料を使用した包装資材であることを消費者に示すことができ、消費者がFSC®認証製品を購入することで世界の森林保全に間接的 に応援できる仕組みです。
2018年の認証取得後、現在多くの製品に採用されております。お問い合わせ・採用ご希望の際は当社営業部までご相談ください。
大量の段ボールケースも製作可能ですか?
はい。一般的なダンボール箱であれば1時間あたり15,000ケース生産できる設備を保有しております。印刷する場合も、画像検査装置にてすべての印刷面を検査することで高品質な製品のご提供が可能です。
量産に移る前にサンプル検証や評価試験はできますか?
もちろんです!当社の保有するサンプルカッターで量産前のサンプルを製作いたします。必要であれば落下試験機や加速度センサーによる梱包の評価検証も自社内で行います。落下試験のみのご依頼もお受けいたしますが費用が発生する場合もありますので一度当社までご相談ください。
ダンボール製品の品質については大丈夫ですか?
はい。当社はお客様が求める以上の品質での商品提供を常に心がけております。そのための設備への投資・社員教育を徹底しております。社員は正社員かつ内製化率99%ですので社内管理の徹底、継続した最新の設備投資により安定した高品質商品のご提供が可能です。
ダンボールを持つ際の手掛け用の穴はつけてもらえますか?
はい。当社にいくつか規格寸法の手掛け穴があるのでそれを利用すれば抜型費用も発生せずに製作可能です。一度ご相談ください。
どんな形状のダンボール製品が制作可能ですか?
ほぼすべての形状が当社にて製作できます。一番普及しているリンゴ箱形状(A式といわれるもの)や抜き箱、仕切り形状、板状のものなど当社にてすべて製作可能です。あらゆるニーズに対応可能な設備を保有しております。
段ボール製品はどこで購入しても同じではないですか?
確かに「昔から段ボール製品はどこで購入しても同じ」、と言われてきました。しかし当社はその中でも他社との違いを打ち出すために様々な取り組みを進めてきました。
まず、製品仕様を決定するまでのプロセス。お客様からの丁寧なヒアリングを通じて速やかに最適な仕様のご提案。そしてどこで製作しても同じと感じられているかもしれませんが印刷精度の高さや接合部の均一性、プレス時の表面割れ防止対策など、製造段階では非常に繊細なそして慎重なプロセスを経て商品を製作しています。最新鋭設備を導入済で、1枚1枚インラインでの画像検査装置での検品、熟練しモチベーションが高い社員たちの手によりつくられた製品で他社との違いを打ち出しております。きめ細かなサービスや急な飛び込み受注・変更にも対応できる生産管理システムも導入。
設計から配送まで自社一貫して行うことでそれぞれが責任をもち業務を遂行しています。特に徹底した地域密着により地域発展に貢献するという理念の元、長野県東北信地域の企業様には当社の強みを発揮し他社との違いをお届けしています。