採用情報
望む暮らしのためにIターン転職。
前職の経験を生かして仕事も生活も充実
2024年入社(中途採用)
住んでみたい場所で
働きたい
私は2024年2月にIターン転職しました。出身は埼玉県入間市で、大学卒業後は機械工具卸売商社で約10年間、営業職として経験を積んできました。商社は滋賀、名古屋、神戸、埼玉と転勤が多かったです。いろんな土地に暮らして仕事をする中で、車やオートバイ、旅行が好きな私には街中すぎず、気軽に遠出が楽しめる場所がいいと感じるようになりました。
引っ越しを繰り返すうち、見知らぬ土地に住んで働くことに慣れたこともあり、ならば自分が住んでみたいところに住んで仕事を探そうと思い、東京・有楽町にある44都道府県の相談員が常駐する「ふるさと回帰支援センター」へ行きました。実家から近くて好きな場所として長野県と山梨県が候補に上がり、求人の数が多い長野県に絞って長野市、松本市、上田市で検討しました。長野市は雪が多く、松本市は自分には街すぎる。雪が少なくて街の規模感がちょうどいい上田市なら自分が求める生活ができそうだと感じ、仕事を探しました。
イチから動いて考えるのが製造業の営業職
仕事は、上田市に特化した就職支援コンサルティング会社に依頼して探しました。移住・転職の目的を伝えて提案された求人の中に、コムパックシステムがありました。移住のために動きはじめたのが2023年10月なので、4か月で再就職と移住を決めたことになりますね。
前職と同じ営業職でも、商社と製造業では大きく違います。商社は定価のある商品を仕入れて販売するので、効率の追求が主でした。当社の場合、お客様からご要望を聞いて、どのような製品にするかをまず営業が考えます。当然いいものをつくらなきゃいけないし、かといってオーバースペックでもいけません。製造部など他部署の協力も必要です。自分から動いて考える要素が格段に増え、とても充実感がありますね。営業がCAD*を触るのも当社の特徴かもしれません。といっても車の部品のような複雑な設計ではないので、私のような初心者でも先輩から教わりながら習得しているところです。
*CAD……Computer Aided Designの略。コンピュータ上でさまざまな図面の作成を行うためのツール
学びや研修も充実している
今のところ、入社してからいちばん影響を受けているのは鈴木社長だと思います。前職は支社勤務で経営トップが身近にいなかったので、経営者の間近で働くこと自体とても新鮮ですね。鈴木社長は情報収集力があって、そこから決断して行動に移すまでがスピーディーな経営者で、学ぶことがたくさんあります。
研修などで仕事を学ぶ機会も充実しています。先日は3泊4日の研修で東京に出張しました。日本包装技術協会という業界団体の研修で、包装に関わるさまざまな分野・立場の人が集まってともに学びます。4日間の座学は大変でしたが、他の人の質問は視点が違っていて、とても勉強になりました。
2年に1回、東京ビッグサイトで行われる国内最大の包装関係の展示会「TOKYO PACK」に、販売部門は毎回視察に行っています。ちょうど今秋開催されるので、最新の業界情報を得て自分の視野を広げ、お客様から信頼される営業となれるよう成長していきたいです。
ウェルビーイングな住環境と刺激のある仕事
移住・転職してまだ数か月ですが、Iターンは正解だったと思います。平日は帰り道に日用品の買い物もできて、食事をするところにも困らない。土日になれば、高速のインターは近くて温泉もたくさんあって、行ってみたいところがたくさんあります。東京のように何でもあるわけではありませんが、自分にとってはむしろ、上田での生活のほうがやりたいことがたくさんあると感じます。何より渋滞がほとんどありません。営業職で車移動が多かった自分にとっては、渋滞はとてもストレスだったので、それだけでも快適です。
仕事では、先輩方がつくっているものと比べると、自分の図面は直線と直角ばかりでまだまだ未熟です。この地域はワイナリーが多く、ワインの贈答用の箱を得意としている先輩もいます。その先輩は「どうやったらそんな発想になるんだろう?」と驚くような製品をつくっていて、刺激を受けています。アイデアやデザインの力を磨くのが、これからの課題ですね。