採用情報

interview02

ひとりひとりを見てくれる安心感の中で
変わるニーズに正確さと速さで対応する

製造部 プレス仕上げ班 M.H.
2011年入社(新卒採用)
インタビュー02

先代社長の言葉が
入社の決め手に

高校で就職を考えていた時に、就活を手伝ってくれた方に紹介されたのがコムパックシステムでした。面接の時に先代社長から「私は誰かの紹介だからといって採用はしないよ」と言われたんです。その言葉を聞いて、この会社は紹介やコネといったことではなく、ひとりひとりを見てくれるんだなと感じました。それでぜひこの会社で働きたいと思いました。実際に入社してみても、個人をきちんと見てもらっている感覚は続いています。

ワークライフバランスは、仕事40%、家庭40%、趣味20%といったところでしょうか。入社して13年になりますが、今は残業がほとんどないので、定時に帰って3歳になる子どもと遊ぶ時間が持てるのはありがたいです。スポーツが好きで、中学からずっとソフトテニスをやっていて、社会人になってからはテニスやバドミントンをやっていました。数年前までなら趣味は運動と言えたんですが、最近はもっぱらゲームが趣味ですね。

想定外の組み立て作業は職人技だった

私は入社以来ずっと、製造部のプレス仕上げ班に所属しています。班は3人です。原紙という梱包材の原料となる素材に印刷してカットして抜いて箱型に整えていく製造ラインで、私は後半の抜き工程を担当しています。製造ラインのあとは、平らなまま結束して出荷することもあれば、さらに組み立て作業が入ることもあります。

いちばん印象に残っているのは、初めてやった細かい組み立て作業ですね。入社前は機械を使った流れ作業なんだろうと漠然とイメージしていましたが、実際に現場に入ってみると、組み立ては手作業でしかできない重要な工程であることが分かりました。箱だけでなく緩衝材もつくっているので、非常に複雑な形状に組み立てなければならないこともあります。入社後すぐは、同期と一緒に塩尻市で1か月ほど研修をしていました。その時は組み立てを経験していなくて、いざ現場となった時に結構細かい組み立て作業をやることになって面くらいました。

入社以来いろんなことを教えてくれた上司

組み立ては図面を見ながらやります。どこが山折りでどこが谷折りかもわからないので、とりあえず折って組み立ててみて見つけていくしかない。もちろん先輩が教えてくれますし、一度組み立てたものがあればそれが見本になるのですが、簡単には覚えられない形のものも珍しくありません。ようやく組み立てられるようになっても、先輩のものとは明らかに仕上がりが違う。先輩がつくったものはビシッときれいな箱型なのに、自分が組み立てると少し開いてしまうという感じです。折る力加減も仕上がりに影響するなど細かいコツがあって、本当に必死でした。似たようなものはあっても、同じものはほとんどないという難しさもあります。だからこそ飽きないという面もありますが。入社してからずっと同じ部署ということもあり、この時に教えてくれた先輩は今も直属の上司としてお世話になっています。入社後、いちばんお世話になった人といえば間違いなくこの先輩ですね。本当にいろんなことを教わりました。

ピンチをチャンスに!
ダンボールで新しい製品をつくって地域貢献

コロナ禍では当社も打撃を受け、受注が減りました。そんなピンチの時にも、いち早く感染防止デスクパーテーションを開発して地域に提供していたのは驚きました。包装資材として使っているダンボールに新しい用途を見出し、しかもダンボール部分は100%リサイクル可能です。使わなくなれば資源ゴミとして出せます。その時点での社会のニーズにスピーディーに対応して、環境配慮を掲げる当社の方針にもぴったりの製品でした。自分は製造で関わっただけですが、「こういうものもあるんだ」と新鮮でした。当社の対応力と環境への取り組みを改めて感じた出来事です。このパーテーションも、切り抜く窓部分がゴミにならないよう、ファイルポケット、小物ポケット、ドリンクホルダーとしてパーテーションにつけられる仕様にするなど徹底しています。当社は日頃からなるべく端材を出さずに無駄なくつかう設計を心がけているので、そういった点で地域貢献できているのも嬉しいですね。