採用情報
派遣社員から正社員登用。
今は責任者として
工場全体を見る立場に
2013年入社(中途採用)
派遣社員から
1年で正社員に
私は11年前に派遣社員としてこの塩田工場で働き始めました。1年で正社員登用を打診された時は驚きました。子ども2人が幼くて突発的な欠勤があったにも関わらず、仕事ぶりが評価されたことが分かってとても嬉しかったです。今は責任者という立場になり、役職も上がって待遇面でもがんばりがきちんと評価されていると感じます。残業もほとんどありません。有休も全社的に消化率アップを目指しているので、ためらわずに取得できます。
仕事内容は、サンテックフォームというポリエチレン製緩衝材の加工です。塩田工場は女性の職場で、派遣社員の頃からアットホームでいい雰囲気だと感じていました。当時は私より年上の女性ばかりで、仕事を優しく教えてくれて、休憩時間にはおやつを囲んで談笑していましたね。手作業も多く人によってやり方が違うので「こういうやり方もあるんだ」と発見が尽きないですし、よりよい仕事をしたい気持ちは同じですから対等に話ができます。仕事内容はもちろん、待遇も職場環境もとても満足しています。
責任者のやりがいと
プレッシャーは成長の糧
2m40cmある原反をカットしてダンボールに貼り付けるなど、分業で加工して製品にしていきます。私は責任者になってから、作業工程のいちばん最初のカットを担当しています。無駄を出さないように切り、端材は次にどう使うか考え、極力使い切ってゴミにしないように日々考えながら手を動かしています。ゴミの減量は具体的な目標を設定しているので、不良品も最小限に抑えます。もうひとつ、いちばん川上の作業は全体を左右するので、スタッフが手持ち無沙汰にならないように、進行状況を見て自分の仕事をコントロールするのも重要な仕事です。今はたまたま新人が揃っていて、工程をひとつずつ経験してもらうことでスキルや作業効率が上がっていくのが楽しみです。
以前、会社で購入した暖房器具の箱を開けたら、私たちがつくった梱包材が使われていたんです。製品がお客様のところでどのように使われているか知る機会がないので、「こんな風に使われているんだ」と感動しましたね。
小さなカイゼンを積み重ねて
環境負荷を最小限に
当社の中期経営計画では「社会に必要とされ持続可能な社会づくりと企業づくりを目指す」が基本方針として掲げられています。その実現のために月1回、社員に「改善提案書」の提出が義務付けられています。これは社内メリットに限らない永続的な社会貢献として、原材料の使用を最小限にして資源を無駄なく使うための改善案を考える取り組みです。廃棄物を出せば、燃やすにしても埋めるにしても環境への影響は避けられません。私が入社した頃から始まったのでもう10年ほど、これまで120回以上提出してきたことになります。たとえば、厚さ40㎜のオーダーを原反の実際の厚さに合わせて42㎜でも可としていただくとか、端材の有効活用を考え、ロス削減に取り組むなど本当に小さなことですが、ゴミを出さない工夫を積み重ねています。改善提案書は賞金も設けられており、モチベーションも上がります。
課題に直面したら
「チャレンジしてみよう」
中学と高校ではバスケットボール部に入っていました。大好きなバスケ漫画『スラムダンク』に出てくる安西先生の言葉「諦めたらそこで試合終了ですよ」が好きな言葉です。今は、ソフトテニスに打ち込む子どもが試合で諦めずにがんばる姿を見て、私自身も同じスタンスでいたいと勇気づけられています。仕事でも課題が出てくると、「嫌だな」と思うよりも、「やってみよう」とチャレンジする気持ちのほうが強いですね。ちなみにテニスは、上の子と一緒に私も始めて今も続けています。
これからは、機会があれば製造の手配をする内勤業務をやってみたいですね。当社はさまざまな梱包材をつくっているので、会社の仕事の全体像を見てみたい気持ちがあります。当社は向上心がある方なら力を発揮して楽しく仕事ができると思います。入社して10年以上が経ちますが、仕事に飽きることはまったくありません。やりがいを求めている方にぜひ興味を持っていただきたいですね。