採用情報

interview05

やりがいも健康的な働き方も。
会社の顔として製品を届ける
セールスドライバー

物流課 H.K.
2017年入社(中途採用)
インタビュー05

正社員ドライバーの
採用を求めて転職

入社は、ハローワークでトラックドライバーの求人を探したのがきっかけです。トラックドライバーは自分のスキルで勝負できるので、転職が激しい業種です。前職では毎日往復700kmを走る定期便ドライバーとして、常に時間に追われていました。今は定時に来てきっちり自分の仕事をして残業はほとんどないので、真逆と言っていい仕事環境です。運ぶものも金属製の重い自動車部品から紙製品に変わりました。正社員のセールスドライバーは荷物を正確・安全に運ぶだけでなく、お客様と顔を合わせますから会社の顔と言いますか、営業職を兼ねている面もあります。実際に「注文していた品はいつ入りますか?」「この梱包材が大至急ほしい」といったご要望を私に直接いただくこともあります。納品はお客様の情報をいち早くキャッチできるタイミングでもあります。きちんと挨拶ができて丁寧な対応が求められるという点が、前職との大きな違いですね。

大学時代の学びや
活動とリンクしている

会社の方針が大学時代の専攻やボランティア活動とリンクしている点も魅力でした。大学時代は産業社会学部(現・環境ツーリズム学部)で学び、所属していたボランティア団体では子どもたちとキャンプや自然体験をしていました。その子どもたちが大人になっても、信州のきれいな空気や水を残したいと思っていたので、当社の環境関連の取り組みは入社の決定打になりました。ドライバーですから業務の中でCO2を排出してしまいますが、燃費を抑えて軽油の消費量を減らす運転や、アイドリングストップを徹底するといったことは日々意識しています。また、残業がほとんどないので、子どもとの時間がしっかり取れる働き方ができているのも大きいです。私の父は仕事で忙しかったので、休日に一緒に遊んだ記憶が全くありません。自分の子どもにはたくさん思い出をつくってあげたくて、10歳の息子と4歳の娘とは、自然の中で遊ぶ体験を一緒にしてきました。自然体験のボランティア活動も続けています。

いち早いFSC®森林認証取得で地域にも地球にも貢献

今、製紙業大手の多くはFSC®森林認証*を取っています。私の娘が大好きなファストフードの包装紙を見ても、大手製紙会社のティッシュペーパーを見ても、FSC®マークがついています。それを中小企業である当社が2018年に取得しているのは、すごいことだと感じています。その梱包材を地域の食品メーカーなどで使っていただくことで、世の中に知れ渡っていくお手伝いができるのも嬉しいですね。地元企業や生産者に梱包材を発注いただくのはもちろんですが、加えて、私が卒業した大学との産学連携プロジェクトでダンボールを使ったバランス感覚遊具を開発したり、周辺自治体との災害時における物資提供の協定を結んだりと、さまざまなかたちで地域貢献が実現していることは誇りですし、仕事のモチベーション向上に繋がっています。

*FSC®認証…… 環境、社会、経済分野の利害関係者の合意によって支持された、責任ある森林管理の原則と基準に基づく国際森林認証制度です。適切に管理された認証林やその他のリスクの低い由来からの原材料でつくられた製品をラベルで識別し、消費者はその製品を購入することで責任ある森林管理を支援することができます。

ドライバー目線で
梱包材を設計してみたい

ドライバーの仕事は基本的に単独行動ですが、翌日配達分の荷物は皆さんに協力してもらいながら「ああでもない、こうでもない」とパズルのように組み合わせて積み込んでいます。事務所に顔を出せば、営業担当者がCAD*を使って梱包材の設計図を描いている姿を見かけます。難しそうですが楽しそうでもあり、ものづくりの原点を感じます。当社営業が受賞したワインボトルの包装材は、ボトルを斜めに入れる仕様にすることで省資源化を実現しました。まだまだ工夫の余地があるのだと驚きましたね。製品をトラックに積み込む時、ほんの数センチの違いで収めるのに苦労することもあります。そういった“ドライバー目線”の工夫を盛り込む設計もありなんじゃないかと思うこともあります。そんなことが夢想できるのも、風通しのいい会社だからだと思います。たとえば私が積み込みをしている時に製品に不備を見つけたとしたら、ためらわずに製造現場や上司に伝えられる雰囲気があります。社内でスムーズに意思疎通が図れる、和気あいあいとした職場です。

*CAD……Computer Aided Designの略。コンピュータ上でさまざまな図面の作成を行うためのツール