お知らせ

「2025日本パッケージングコンテスト」において最高位ジャパンスター賞を受賞 

■このたび、公益社団法人日本包装技術協会(JPI)主催の「2025日本パッケージングコンテスト」において、最高賞である『ジャパンスター賞』(消費者団体推薦賞)を受賞いたしました。

*「消費者団体推薦賞」審査基準
環境や資源・エネルギーへの対応、使いやすさの追求等“暮らしに優しい包装”への努力が、消費者にとって理解されやすいように工夫、配慮がなされているもの。

このコンテストは時代と社会の要請に対応した、生活文化に優れたパッケージ及びその技術の開発普及に資することを目的とし、日本パッケージ技術の最高水準を決定するもので、今年で47回を数える、わが国で歴史と権威ある包装コンテストとなります。
当社作品は2013年から数えて今回で8度目の受賞となります。

またジャパンスター賞の受賞は、2014日本パッケージングコンテストに続いて2度目の受賞となります。

なお、表彰式は8月27日(水)、東京ガーデンパレス(東京都文京区)にて行われました。

 ■【受賞作品】  『パッド不要!異寸法製品のA式輸送ケース』
ビール瓶3本とグラス箱1つをセット梱包する輸送箱となります。
瓶を立てても寝かせてもグラス箱との寸法差によりそれぞれにおいて輸送中の製品固定ができずパッド等でおさえる必要がありました。しかしできるだけ付属パーツを増やさずに簡単にかつ安価にご提供できないかという設計構想の中、抜型を作らずにかつFFG(フレキソフォルダーグルア)による高速生産を可能とした1ピースでの設計提案を行い採用となりました。

瓶がR形状であること、そしてダンボールの柔軟性を活用することで4つの製品の固定を行っております。

瓶がR形状であるという製品特性を活かしつつ、内フラップを押さえ仕切りパッドとして活用することで付属パッドなどを使用せずに、高さ・形状の異なるグラス箱と瓶をそれぞれ固定しています。(それぞれの製品の縦、横、高さおよび形状を考慮し立体的に組み合わせる梱包設計)

効果として、①最も生産性の高い工程で製造するため安価による商品提供が可能②ケース・押さえパッドが同一パーツのため付属部材が不要③梱包作業が簡単④梱包容積の最少化による輸送費削減 

■日本パッケージングコンテストについて

わが国の優れたパッケージングとその技術を開発普及することを目的として実施されるコンテストです。公益社団法人日本包装技術協会の主催で毎年開催されています。日本パッケージングコンテストは、2025年で47回目の開催となる日本の包装分野における最大のコンテストです。

本コンテストは日本のパッケージ技術の最高水準を決定するものです。材料・設計・技術・適正包装・デザイン・輸送包装・ロジスティクス・販売促進・アイデア等あらゆる機能からみて年間の優秀作品(グッドパッケージング賞)を選定するもので、最高賞のジャパンスター賞をはじめ入賞作品にはすべて優秀の証として、GPマークの使用が認められます。

コンテストの優秀賞の構成は最高賞のジャパンスター賞(12賞)、包装技術賞(6賞)、包装部門賞(13賞)で構成されております。

・ジャパンスター賞(12賞)
本コンテストの最高賞であり、多角的見地から同コンテストの目的に合致した作品に与えられます。

・包装技術賞(6賞) 
保護機能の充実、包材の適切な使用などにより、包装技術的に優れているもの。優れたノウハウを活かし、包装の機能を向上させたパッケージに包装技術賞が与えられます。

・包装部門賞(13賞)
包装合理化・改善等に著しく貢献したパッケージに各部門賞が与えられます。

入賞作品は10月に開催予定の展示会「暮らしの包装商品展2025」特設コーナーの“グッドパッケージング展”への出品資格が与えられ、一般公開されます。

■日本パッケージングコンテストについては日本包装技術協会のHP(https://www.jpi.or.jp/)をご覧ください

当社は今後もお客様視点に立ち、喜んでいただける商品の開発と持続可能な社会の実現を目指したパッケージングの提案開発をし続けてまいります。