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包装設計/評価試験

2023日本パッケージングコンテスト「工業包装部門賞」を受賞!【株式会社ミマキエンジニアリング様との共同製品化】

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このたび、公益社団法人日本包装技術協会(JPI)主催の「2023日本パッケージングコンテスト」において、【工業包装部門賞】を受賞いたしました。

このコンテストは時代と社会の要請に対応した、生活文化に優れたパッケージ及びその技術の開発普及に資することを目的とし、日本パッケージ技術の最高水準を決定するもので、今年で45回を数える、わが国で歴史と権威ある包装コンテストとなります。当社作品は2013年から今回で7回目の受賞となります。

本年は、400件の応募の中から審査員が実物を手に取り材料や設計、技術、適正包装、ロジスティクス、販売包装、アイデア、サステナビリティ対応等あらゆる観点から審査・評価し、年間の優秀作品として最高賞のジャパンスター賞をはじめ包装技術賞、包装部門賞が選定されました。

今回の受賞作品は、株式会社ミマキエンジニアリング様との共同出品作品「サステナビリティ対応!紙製インクカートリッジ」となります。

従来は、ポリプロピレン樹脂で成形したカートリッジを採用していましたが、このたび機能はそのままでカートリッジ素材を現行のプラスチックから紙(段ボール)に置き換えることで、カートリッジ1本あたりのプラスチック使用量を削減。紙製カートリッジへの移行を開始する容量440mlのSS21インクではプラスチック使用量削減率68%を達成いたしました。これにより、ポリプロピレン樹脂使用量を年間29.2t削減することができ、年間約38tの二酸化炭素の排出量削減にも寄与し脱炭素社会の実現に大きく貢献しております。

産業用インクジェットプリンター等の開発・生産を行っている株式会社ミマキエンジニアリング様は、かねてよりサステナビリティ対応の一環として、資源循環型の経営・技術に鋭意取り組んでおります。これまでも地球環境の保全、資源の有効活用という環境テーマに対する取り組みの一環として、使用済み純正インクカートリッジ、インクパック、インクボトルの無償回収を実施してまいりましたが、このたびの紙製インクカートリッジへの移行は、樹脂材料のリサイクルを目的とした無償回収の取り組みをさらに一歩進めるもので、樹脂材料の使用量を削減する脱プラスチックを推進するものであります。

株式会社ミマキエンジニアリング様と弊社の共同開発商品としてこの度のインクカートリッジの紙化への切り替えを行い、サステナビリティに貢献することができました。

今回の受賞作品群は、2023年10月26日~27日開催の「暮らしの包装商品展2023」会場内『2023グッドパッケージング展』で一般公開されます。
(開催場所:KITTE(東京丸の内))

日本パッケージングコンテストについては日本包装技術協会のHP(https://www.jpi.or.jp/)をご覧ください。

今後もお客様視点に立ち喜んでいただける商品の開発と持続可能な社会の実現を目指した環境保全とサステナビリティに貢献する包装提案を行ってまいります。

■株式会社ミマキエンジニアリング 
長野県東御市滋野乙2182-3
URL : https://japan.mimaki.com